今シーズンは例年に無いスピードで雪解けが進んでいますが、
八甲田の山々はまだ頑張って雪を残してくれています。
八甲田の春といえば、4月1日から開通する雪の回路方面のルートの他に、
南八甲田エリアもシーズとなります。
先週末貸切のお客様からリクエストをいただき、
今シーズン初の南八甲田ツアーに出掛けてきました。
天気予報は雲。大きな崩れはない感じでしたので、
南八甲田のメインといえば歩き。
約4時間をかけて南の主峰、櫛ヶ峰を目指すべく、
横岳からスタートします。
夏の登山道辺りのブナ林をしばらく登ります。
途中からきつい傾斜の登りを辛抱強く進み、
更に横岳の真骨頂、名前の由来にもなっている長~い緩やかな尾根を
我慢して登っていきますが、途中普段見ることができない
北八甲田の美しい景色に癒されながら、ようやく山頂に到着しました。
ところが思ったよりお天気が悪く、みるみるうちに雲に囲まれてしまい、
山頂は真っ白で寒い!次に目指す櫛ヶ峰はすっかり見えなくなってしまったため、
今回は回復が望めないと判断し櫛ヶ峰は断念。横岳を滑って降りる事に。
しかし、ちゃんと南八甲田の山は私たちにご褒美を用意してくれていました。
最高のザラメ雪とキクラゲ!
来シーズンこそ櫛ヶ峰に行けることを楽しみにしています!